お悩み

つまづくことが多い

よくつまずく、よく転倒するのはなぜ?

原因として、大きく分けて3つの要因が考えられる。

 

1、下肢筋力の低下

下肢筋力(腸腰筋や大腿四頭筋、ハムストリングスなど)の低下により、脚が上がりにくくなり、すり足歩行となる。

また、足関節の背屈に関与する筋肉(前脛骨筋)の低下や足関節の可動域制限により、つま先が上がりにくくなり、つまずきや転倒に繋がる。

 

2、感覚機能の低下

加齢とともに低下するため、身体の安定性が損なわれる。

外界からの情報は、目、耳、鼻などの感覚器官によって受け取られ、中枢神経を介して筋肉や関節に伝えられる。

これらの刺激に反応して身体が動くので加齢に伴い反応は鈍くなり、転倒しやすくなる。

 

3、視力の低下

ちょっとした段差や物などに気付きにくくなり、つまずきや転倒の危険が増える。