筋力は上がるの？

筋力はトレーニングを行うことにより向上が望めます。（高齢者でも）

筋力が低下する原因

筋力が低下する原因は様々ですが、病気や怪我などで入院や自宅での安静が必要になり、今まで使っていた筋肉が萎縮することが大部分を占めます。

また、活動量の減少や加齢により筋力が低下することもあります。

筋力が低下した状態から向上させるためには身体に適度な負荷をかけ、多くの筋繊維を刺激し、神経系の改善を図ることが必要になります。

神経系の改善は、トレーニング初期に見られ、筋繊維の動員数が増えることで筋力が向上します。

その状態でさらに適度な負荷を加えることで筋肥大が起こります。

筋力の維持には、最大筋力の２０％～３０％の等張性筋収縮が必要で増強するには３０％以上の等張性筋収縮か最大筋力の１００％の６秒～１０秒の等尺性筋収縮が必要になります。

高齢者のトレーニングでは筋肥大を目的にするのではなく神経系の改善、つまり神経からの命令が筋肉にうまく伝わることを第一に考えます。